感染性胃腸炎とは

    感染性胃腸炎というと、あまり聞き慣れない病名ですね。

    しかしノロウイルスといえば、ニュースなどでご存知の方も多いでしょう。

    このノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスによって引き起こされる胃腸炎を総称したものを感染性胃腸炎といいます。

    おもな症状としては下痢、腹痛、発熱、おう吐があります。

    感染性胃腸炎1-1

    これらの症状を見ますと、それほど深刻な病気ではないように感じられるかもしれません。

    ところが体力のある大人ならともかく、高齢者や体の小さな乳幼児の場合、脱水症状を引き起こし、死亡するケースもありますから、決して軽く見てはいけません。

    感染性胃腸炎が人へうつる原因としては、経口感染が主な感染経路として考えられています。
    例えば魚介類などウイルスを持っている食べ物を十分に加熱せずに食べることで人にうつる場合がまず考えられます。

    ノロウイルスは特にカキなどの2枚貝に多く潜んでいます。
    また感染している人からうつるケースとしては、感染している人のおう吐物やふん便などが飛散したりあるいはそれに触った手指を通じてウイルスが口に入るということによってうつる場合などがあげられます。

    ウイルスの潜伏期間

    感染性胃腸炎の潜伏期間は、1~2日といわれています。

    潜伏期間としてはこのように、決して長いものではありません。

     

    しかし食堂やレストラン、コンビニなどのお弁当や学校の給食など、同じものを一度にたくさんの人が食べる機会においては非常に危険です。

    これだけの潜伏期間があればウイルスは一気に多くの人に拡散する恐れがあるからです。

    一方症状が現れる期間はノロウイルスの場合1~2日と比較的短期間ですが、ロタウイルスの場合、5~6日と長期に渡るケースもあります。


    Sponsored Link

    感染を防ぐには

    予防法としては、まずは手洗いを徹底しておこなうことです。
    それに食材や調理器具のほか、人のおう吐物やふん便の処理に着用していた衣類などの消毒や除菌を効果的に行うことが重要です。

    ノロウイルスはそれほど強いウイルスではないことから、消毒、除菌もそれほど難しいものではありません。

    感染性胃腸炎1-2

    食材は生で食べるのは避けて、必ず85℃で1分間の加熱調理を行ってから食べるようにしましょう。また使用する調理器具も、85℃以上の熱湯をかけて十分に殺菌しておくことが重要です。

    ウイルスに感染している人のおう吐物やふん便に接触する際には、必ず使い捨てのマスクや手袋を着用します。
    着用していた服は塩素系消毒剤を用いて殺菌
    してから洗濯するようにします。

    塩素系消毒剤は、家庭用の塩素系漂白剤としておなじみのハイターやブリーチなどを水で薄めて使用することができます。

    このように熱湯や塩素系漂白剤など、身の回りにあるものを有効活用することで、感染性胃腸炎を予防することができるのです。

    正しい知識で感染性胃腸炎を予防しましょう

    感染性胃腸炎は、人から人へうつる病気です。

    しかしきちんと対処することで、感染を防ぐことができます。

    正しい知識で、感染性胃腸炎から身を守りたいものですね。


    Sponsored Link