一口に
    雛人形
    と言っても色々あるのはご存知でしょうか?

    いわゆる、
    ピンからキリまで

    っていう言葉のあるとおり

    雛人形にもピンもキリもあるのです。

    今回は、是非知っていただきたい
    雛人形のピンの世界のお話
    をしたいと思います。

     

    雛人形に違いがある。

    まず、
    雛人形を作っている

    人形師

    と言う職業がある事を知っていますか?

    そうなんです、

    一般に世間で出回っている
    雛人形には
    工場による大量生産のものと

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    一体ずつ手作りのものがあります。

    おのずとお判りかと思いますが、
    当然その差は

    お値段に出てきます。
    さらに、一番特徴が出るのが

    と言われています。

    この顔に、
    特別な技法を用いて
    雛人形を綺麗に仕上げる名人。

    それが今なお語り継がれる
    “原米州”
    という人形師です。


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    原米州という人形師

    2002/10/21 日本テレビ
    みにもんたのおもいっきりテレビ

    今日は何の日で
    原米州が亡くなった日
    として紹介されました。

    人形師、原米州は
    平成元年10月21日没 享年96

    「人形の胡粉仕上げの技法」
    無形文化財に指定
    された人形師
    それが原米州(はら べいしゅう)。

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    仕上げる際に使う
    「胡粉仕上げ」
    「笹目」
    原米州独特の技法で

    それは、
    優しさの伝わってくる表情を持つ
    といわれています。

     

    「胡粉仕上げ」とは

    原米洲が最も得意とする技法です。
    上質な蛤(はまぐり)の殻を細かく砕いた
    「胡粉」
    という粉を
    「膠(にかわ)」上質なゼラチンで
    溶き、
    人形の肌に塗っていきます。

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    胡粉は温度や湿度に敏感に反応して
    季節によっては
    塗ったものがひび割れることもあるそうですが、

    この「胡粉仕上げ」だと
    どんなときも
    ひび割れることなく

    美しく仕上げるための独自の技術を
    原米州が確立したのだそうです。

    「笹目(ささめ)」

    原米州が考案した
    面相の技法です。

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    目や眉が一筆描きではなく
    スーッと笹の葉の葉脈のような
    数十本ものごく細い線
    描き入れられています。

    墨の色だけでも
    数種に及んでいて

    手間のかけられたものです。

    この高い技術が
    繊細で優美な人形の表情を
    つくりだしているんだそうです。

    今でもその高い技術は
    原米州の娘である
    2世の原孝洲の手により
    継承したされており、

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    輝くように白くなめらかな肌に仕上げられております。

     

    原米州の雛人形の価格。

    現在、
    原米州は没しておられるため
    新しい人形はありませんが、
    いまだに人気に衰えはないのが現状です。

    雛人形自体は
    伝統工芸の一つであるがために、
    中古でも欲しがるケースが絶えないためのようです。

    なので、
    正式な商品の価格は存在しないと言えますが、

    入手する方法の一つとしては、
    オークションや専門店にて取引されているようです。

    現在、現存されている

    原米州の技術を継承し作成および販売しているのが

    株式会社米州です。

    こちらでは、先ほども紹介しましたが
    娘の2世
    原孝洲により
    一品ごと手作りで作られ世に送り出されております。

    この、原米州伝承の雛人形の価格はいくらかといいますと
    最も手軽な立雛位で、
    大体10万円から
    が相場のようです。

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    それ以上は、
    ほぼ天井知らずの状態が実情ですね。

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    ただし、
    この価格にも理由がありますよね。
    それはアフターサービス面です。

    いつまでも、部品を修理してくれる

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    これが、
    原米州の代からの
    最もすぐれたサービスといえます。

    毎年、出し入れをする雛人形。
    飾ったり片付けたりする時に、
    ついうっかり
    ということもあり、

    それについても対応できる
    のだそうです。

    それにより、
    永年代々受け継いで使われ
    価値も高まるというもののようです。

    その価値は、
    無形文化財の人形と言う価値もあると同時に、

    その人形を使うの受け継がれる、
    気持ちの価値もあるのではないでしょうか。

    家族が大事に使ったものを
    若い人が受け継ぐことは
    新品には絶対真似のできない価値がありますからね!

    人形だけではなく、
    日本元来の古いものを大事にする気持ち
    いつまでも持ち続けていきたいものですよね。


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