やけどは皮膚と皮下組織のタンパク質が変性して、
凝固壊死を起こしたものです。

やけどによって皮膚のバリア壊れる細菌感染が起こりやすくなります。

低温やけどのかゆみは直後のかゆみ
2~3週間して肌がキレイになっているのに
かゆみがある時は要注意です。

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低温やけど

低温やけどは
40度前後の熱源に長時間(6時間程度)触れ続けていると
起こるやけどです。

最近は湯たんぽによる低温やけどが問題になっています。

寝ている最中に動けば、
湯たんぽに触れているところが動くので
あまり問題になりませんが、

熟睡身体に不自由がある、泥酔などで
寝ているときに身体を動かさないと
低温やけどになることがあります。

また、赤ちゃんは脱水症になりやすいことから、
ホットカーペットの上に寝かして、
毛布を掛けていると脱水症を起こして動かなくなり、
ホットカーペットにより低温やけどを起こしたことも報告があります。

またスマートフォンタブレット端末充電しながら
使い続けて掌に低温やけどを起こしたことも話題になりました。

糖尿病を持っている人は末梢の神経の感覚が落ちており、
血行も悪くなっているので、寒さを感じやすくなります。

電気毛布を膝掛けにして、
長時間テレビを見ていて低温やけどになったという報告もあります。

低温やけどの症状

低温やけどはほかのやけどと同じ
皮膚や皮膚組織のタンパク質が変性して、
凝固壊死を起こしたものです。

低温やけどはI度、浅達性II度、深達性II度に分類されています。
(やけどにはIII度までありますが、低温やけどではIII度にはなりません)

I度の場合は皮膚の表皮と角質層まで傷害が及んだものです。
痛みと熱感がありますが、
数日で治癒し、
瘢痕は残りません。

浅達性II度の場合には
表皮から基底層まで傷害が及んだ場合です。
水疱や発赤、腫れ、湿潤が皮膚の表面に出ます。
強い痛みや灼熱感あるいは逆に知覚鈍麻が出る場合があります。
大体10日間で治癒します。
瘢痕が残る場合もありますが、
多くは瘢痕は残りません。

深達性II度真皮や脂肪層まで傷害が及んでいる場合です。
症状は肌が白くなる場合もありますが、
浅達性II度と変わりません。
瘢痕が残りやすく、治癒期間は2週間以上かかります。


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低温やけどの薬

低温やけどは原則として感染を避け
自然治癒を待つことになるので、
薬は感染防止の薬しか使いません。

やけどの部分が多い場合には皮膚から
水分が蒸発してしまう状態になる可能性があるので、
経口で水を補給するか重症の場合には静脈から水分を補給します。

低温やけど後のかゆみ

低温やけどが治癒するのは、
皮膚組織が傷害部分で再生することによります。

その際にかゆみを感じることがあります。

感染は絶対避ける必要があるので、
かゆみがあってもかきむしったりするのは止めて下さい。

かゆみは治癒期間が過ぎれば自然に無くなります
従って、やけどになってから、2~3日後に出始めて、
7~10日目におさまるかゆみは特に問題ありません。
どうしても我慢できない場合には軽く叩くか、夏に用いる冷却剤を用いて見て下さい。

やけどをしてすぐに身体の中からくるようなかゆみ
表皮が治癒しているのにかゆみが出てきた場合には
深達度II度を疑う必要があります。

低温やけどの場合には血行が少ない脂肪組織
表皮よりも傷害が大きい場合があります。
この場合には脂肪組織の壊死によるかゆみの可能性があるので、
すぐにお医者さんに行って下さい。
切開して壊死部分を取り除く必要があります。


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