冬場は食卓で牡蠣を見かけることが増えます。

海のミルクとも言われる牡蠣は
鍋に入れたり生で食べたり
いろんな方法で食べることができておいしいものです。

けれど、実は牡蠣を食べて体調を崩してしまうこともあるのです。
「牡蠣にあたる」という言葉があることをご存知ですか?

 

牡蠣にあたるとは?

kaki-03

参照元:http://www.a-uroko.or.jp/kaki.html

牡蠣を食べると
ウイルス性感染胃腸炎にかかることがあります。

これは2枚貝の中で蓄積されたウイルスが
牡蠣を食べることで体内に入り、増殖することが原因とされています。
このウイルスの名前が、冬によく耳にする「ノロウイルス」です。

ノロウイルスは非常に感染力が強く
わずか10個が口に入っただけで感染してしまいます。

突然、激しい嘔吐や吐き気、発熱、下痢や腹痛に襲われ
嘔吐や下痢は繰り返し頻繁におこるのでとても辛い症状となります。

牡蠣を食べてこのような症状がでることを
「牡蠣にあたる」と言います。


Sponsored Link

牡蠣にあたった時の対処法は?

key-visual-3

参照元:http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/03_geri/

このような牡蠣にあたった際に効く抗ウイルス剤は
実はまだ開発されていません。
予防接種もありません。

抗生物質も効果がないため
現在のところは点滴以外の
薬での対処法はないということになります。

症状が出た場合の対処法としては
できるだけ水分を多く補給するということがあげられます。

ノロウイルスを早く体外に排出しなければいけません。
下痢止めはこの排出を止めてしまうため、服用は避けましょう。

下痢の症状が辛いからといって下痢止めを飲んでしまうことは
間違った対処法なので、気を付けてください。

 

2次感染予防に対する対処法は?

家族1人が牡蠣にあたった場合
その人の症状が他の家族にも感染してしまうことがあります。
これを、2次感染と言います。

この2次感染を防ぐには
牡蠣にあたった家族の嘔吐物などの処理を完璧に行ない
消毒を徹底するという対処法を取ることが重要です。

症状がひどい時の嘔吐や下痢による汚物には
ウイルスが大量に含まれているため
塩素系漂白剤を使って確実に取り除きます。

症状が出ている人がよく触れる
便座やドアノブ、テーブルなども除菌しておくようにしましょう。

特に、小児や高齢者のいるご家族は注意が必要です。
小児や高齢者は、嘔吐などの諸症状が治まった後も
2週間以上はウイルスが排出され続けているとされているからです。

 

そもそも牡蠣にあたらない対処法はあるの?

牡蠣にあたることを完全に防ぐには
牡蠣を食べないこと、ということが確実な対処法になりますが
好きな人には非常に辛い選択肢になります。

生で食べることは避け
牡蠣の中心温度を85度以上で1分間以上加熱するという対処法を取り入れるだけで
牡蠣にあたる可能性が激減すると言えます。

カキフライの場合は180度で5分以上揚げるようにし
お鍋などに入れる際も、2分以上は火を通しましょう。

ご自身だけではなく、ご家族も辛い症状を経験せずに済むように
しっかりとこれらの対処法を知り
牡蠣をおいしく味わいましょう。

 


Sponsored Link