蓄膿症は基本的には薬物治療が主体ですが
症状が悪くなると手術をする事があります。

では、どのような状態になったら手術をするのか、
手術方法はどのように行われるか
費用はどの位かなどをリポートします。

 

蓄膿症はどの様にしておこるの?

では本題に入る前に蓄膿症の復習を致しましょう。

顔の中にはいくつかの空洞があります。

中でも、「篩骨洞(しこつどう)」、「蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)」、
「上顎洞(じょうがくどう)」、「前頭洞(ぜんとうどう)」
これら4個を副鼻腔と言います。

ここが細菌感染やアレルギーによって
炎症が起こる事を急性副鼻腔炎と言います。

急性副鼻腔炎が慢性化すると慢性副鼻腔炎となり
その結果、副鼻腔に膿がたまる事を蓄膿症と言います。

 


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どこまで行ったら手術なの?

蓄膿症の治療の主体は
マクロライド系の抗生物質による薬物治療です。

しかし、それで症状が改善されなかった場合
鼻の粘膜が腫れ上がってきます。

それが鼻の中で、できものとして腫れだしてくることを
「鼻茸」と言います。

蓄膿症流れ

蓄膿症の手術は、この鼻茸の状態が非常に大きくになった時に
鼻茸を取り除いて鼻の通気を良くする目的で行われます。

 

蓄膿症手術方法

かつては蓄膿症の手術と言うと
歯茎を切開して、副鼻腔の粘膜全てをを
骨ごと削り取る方法がとられていました。

しかし、今は副鼻腔の粘膜をすべて取らなくても
鼻の通気を邪魔している鼻茸を取り、
通気を良くして薬物療法と併用する事で治る事がわかっています。

ESS

ですから、現在の手術方法は鼻専用の筒状の内視鏡を使い
鼻の穴からアプローチする
「内視鏡下鼻内副鼻腔手術」通称ESSで行います。

 

ESSあれこれ

ESSは全身麻酔でおこなわれる事が多いようです

手術時間は片側で大体2時間位です。
症状によって多少前後があります。

とりあえず、鼻づまりを何とかする為に
鼻茸の撤去のみであれば日帰りでも手術を行ってくれるところがあります。

入院期間は約1週間くらいです。

手術後気を付けなくてはいけないのは
鼻血がでやすくなっている事です。

ESSの蓄膿症手術は、薬物治療を併用する為に
手術後数か月の通院が必要となります。

 

蓄膿症手術費用

病院の治療費用はその病院がとっている形態によって違います。

それは、比較的大きな病院がとっているDPCという制度か
一つ一つの医療行為を診療報酬として請求する出来高払いかです。

DPCとは包括診療報酬方式の事で
病名によって診療報酬が決まってしまうという物です。

DPCでは片側123,300円、両側183,000円です。

ただし、ここにその病院がとっている加算費用が加わりますので
大体20万~30万というところです。

高額医療の対象となりますので
実質負担は8万円前後です。


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