蓄膿症の手術は、昔は歯茎を切って骨ごと副鼻腔の粘膜を削るとるという、
大きな手術でした。

当然ながら、手術後に痛みも多く
入院期間も長くかかりました。

しかし、現在は鼻に内視鏡を入れて必要な部分だけを行う
「内視鏡下鼻内副鼻腔手術」(通称ESS)が主流です。

それでは、そのESSについてあれこれ調べてみました。

 

内視鏡下鼻内副鼻腔手術目的

蓄膿症で内視鏡下鼻内副鼻腔手術を行う場合
その目的としては、鼻茸の除去等で
鼻の通気を良くする事を目的とします。

通常、蓄膿症は薬物投与と経過観察が主ですが
薬物投与にて症状の改善が認め得られない場合。

鼻茸と言う、鼻の粘膜の内側にキノコ状のポリープが
出来てしまった場合などに手術が適用されます。

手術と言っても根治させるわけではなく
あくまで、手術をして薬物治療が効きやすくするのです。

 


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手術費用

手術費用は両方の鼻を治療するのか、片方の鼻で済むのか
症状はどこまで進行しているのかで違いがあります。

また、その病院が選択している
診療報酬の受け取り方式によっても違います。

いわゆる出来高方式と、包括医療支払制度(DPC)
と言う問題です。

出来高方式は入院中の検査、投薬について
一つ一つに対して請求が来ることをいいます。

一方DPCはその病名、蓄膿症の場合は慢性副鼻腔炎という事になりますが
その病気に対して一括の費用が掛かる事を言いいます。

大病院が多く採用しているのはDPCです。

DPCによると123,000円から200,000円
と言うところが費用となります。

 

手術用器具 内視鏡

ESSは鼻用の硬い筒状の内視鏡で鼻の粘膜の状況を確認しながら、
電気メスなどで鼻茸などを取り除きます。

hanakamera

鼻に入れる内視鏡の太さは4mm程度のものです。
最近では2.7mmなどのより細いものもあります。

 

手術用器具 マイクロデブリッター

蓄膿症の内視鏡下鼻内副鼻腔手術の
最新手術機械にマイクロデブリッターというものがあります。

従来方法は、電気メスとスネアと言う
手術道具を使って鼻茸を焼切るというのが主流でした。

そして、鉗子という細いはさみのようなもので
病的な粘膜を少しづつ取り除いていくという物でした。

細かい作業で時間もかかり
出血のリスクも高くなるものでした。

それらを解決したのはマイクロデブリッターと言う手術機械です。

マイクロデブリッターは粘膜を吸引して引っ張り上げながら切除してくれます。

デブリッターmaikuro

さらに、切除した病片は自動で吸引除去してくれるという事を
一連で自動で行ってくれます。

 

手術時間

手術時間はその症状によって差があります。

麻酔に係る時間をのぞくと
片鼻30分から2時間位です。

上記のマイクロデブリッターがあるところは
手術時間が短くなります。


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