感染性胃腸炎の特徴

感染性胃腸炎は、ノロウイルスロタウイルスなどのウイルスによって感染が広がり発症するという病気です。

具体的な感染経路としては、ウイルスを含んでいる食べ物、おもに魚介類などを十分に加熱処理せずに食べた場合、あるいはウイルスに感染している人から経口感染により感染するという場合があります。

感染性胃腸炎では、激しいおう吐や下痢、それに発熱などが見られるのが大きな特徴です。
それほど重篤な症状ではないとも思われがちですが、実は最悪の場合死に至ることもある非常に恐ろしい病なのです。

感染性胃腸炎では下痢が1日に数回から10回以上も続くことになります。これは誰でもとても辛いものですよね。

体から多くの水分が奪われることになるので、脱水症状を引き起こすことになります。
特に乳幼児の場合は、大人に比べて体から奪われる水の割合が多くなりますから、危険な状態に向かうこともあります。

感染性胃腸炎の治療は食事療法が中心

このように恐ろしい感染性胃腸炎ですが、その治療方法としては、食事療法が基本になります。
医薬品に頼るというものではなく、あくまでも家庭での水分や食事の与え方が中心となります。
そのため、日頃から正しい知識を身に着けておきたいものですね。

感染性胃腸炎での治療として注意したい点は、やはり水分補給を第一に考える必要があるということです。

感染性胃腸炎2-1

ただしこの場合、単に水を与えればよいというものではありません。
脱水症状が起きると水分だけでなく電解質などの体に必要な塩分も排出されます

そのため水分と塩分を補給できて、しかもこれらの吸収を早める働きのある糖分が適度に含まれている経口補水液を与えるのが理想的です。

 

大人が普段よく飲んでいるスポーツドリンクは糖分が多いために、乳幼児へ多く与えるのはかえって体に負担がかかり、よくありません。


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理想的な水分補給ができる経口補水液

経口補水液のレシピは、水1リットルに対し、砂糖40g、塩3gです。

体に必要な水と塩分、それにこれらの吸収を早める糖分が、理想的な割合で含まれています。
簡単に作ることができて、しかも点滴など必要なく口から飲むだけで水分と塩分が補給できます。

また水やお茶などよりも利尿効果が少ないため、多く摂っても夜中におしっこで目覚めることがないという利点もあります。

体にやさしい食事で、無理なく回復

吐き気が治まれば、少しずつ食事を再開させてみましょう。
下痢の症状が続いていればもちろん便は多くなってしまいますが、食事によって栄養を摂り始めることで体力も徐々に回復してきて、治りも早いといわれています。

感染性胃腸炎2-2

もちろん何でも食べれば良いというわけではありません。

味の濃いものや固いもの、乳製品や脂ものは控えるべきです
梅干しが入ったおかゆや、煮込みうどん、それに野菜スープなどがおすすめです。
下記にレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

おかゆのレシピは、炊きあがりのごはんに水を1対1で加えて、柔らかくなるまで炊きます。

煮込みうどんのレシピは、ふつうよりも麺が柔らかくなるまで煮ます。

野菜スープのレシピは、ニンジン、じゃがいも、トマトなどの野菜をよく煮て、少しだけ食塩を加えて、汁の部分を与えます。

正しい対処で、感染性胃腸炎を乗り切りましょう

感染性胃腸炎は、感染してしまうととても辛い症状を引き起こします。
しかし正しい知識があれば、家庭でも十分対応することができる病です。
紹介しましたレシピを参考にして、食事療法で対応してください。


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